2024.1.17
Client :
株式会社 エーティーエルシステムズ
内部登用で事業承継 IT新社長が現場と経営陣に浸透させたい「らしさ」のことば化
社員一人一人と向き合い「ことば」にして得た社長自身の「気づき」
IT企業3代目社長の佐藤さんは、内部昇格で事業承継をしました。
佐藤さんが掲げる経営方針をいかに現場の一人一人に理解してもらえるのか、まずはその経営理念の「ことば化」からスタートさせました。
伝えたかったのは、佐藤さんが大切にしてきた会社の「らしさ」。その実相が何なのかを時間をかけヒアリング。それらを映像を使って「ことば化」しました。
取材で一人一人の現場社員の様子を追っていくと、その様子を見た佐藤さん自身が「ある気づき」を得るに至りました。
わたしをことばにする研究所が手掛けるインナーコミュニケーションに特化したドキュメンタリーを社員に共有しながらワークショップを実施。
自分たちの手で「らしさ」を共通言語化する時間を提供することができました。
- ゴール
「変革に向けた危機の共有」
- 状況
・内部昇格の3代目社長が新たな経営方針の浸透を目指していた
- わたしをことばにする研究所のアプローチ
・社長が目指す新たな会社の「らしさ」を徹底的に言語化
・明確になった「らしさ」の実相を映像化するための現場取材・撮影
- 「ことば化」の結果
・取材過程で浮かび上がってきた、社長の知らない現場社員一人一人の想いの可視化
・「らしさ」をつくるために社員との対話を開始
「ことば化」実施内容(期間約半年)
- 経営者のヒアリングによる企業の「らしさ」の「ことば化」
- 経営者・現場社員の活動密着による映像化
- 社長メルマガの添削と反応調査
- 社員と社長のコミニケーション機会の創出 (社長からの手紙、社員からのメッセージ)
- 映像視聴による検証
- 全社員を対象にしたワークショップ実施
映像制作
ワークショップ当日の様子
「ことばの多様性」編
全社員が集まってのワークショップ。
それぞれが思う、理想の「らしさ」を出し合っていくと、部署や立場によっても全く異なる価値観が明らかに。
映像を見て、対話を重ね、相互の理解をチーム内に促すことでコミュニケーションを活発化する取り組みを行なった。
「ことば化」その後
現場の皆さんと佐藤社長との相互理解と対話の時間をつくった第一期の「ことば化」ですが、その後管理職クラスの社員に特化した「部下とのコミュニケーション」がテーマのワークショップを実施。より、社内コミュニケーションが円滑になる取り組みを実装。